ミラーレス一眼でオールドレンズを楽しもう!マウントアダプターを使ってフランジバックを活用

だんだんとレンズのラインナップが充実してきたミラーレス一眼。
カメラと同じメーカーのレンズだけで満足していませんか?
ミラーレス一眼なら、フランジバックの短さをいかして、CanonやNikonの数あるレンズ群はもとより、様々な規格のレンズをマウントアダプターを使えば取り付けることができます。
そこで、フイルムで撮影していた時代の古いレンズ。いわゆるオールドレンズをマウントアダプターでデジタルカメラに取り付けて楽しむ人々が増えてきているようです。(私も御多分に洩れず)

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なぜマウントが違うとレンズが使えないのか

それぞれの規格のレンズは、レンズを取り付けるマウントからイメージセンサーの距離がそれぞれ決まっています。その距離(フランジバック)でレンズ設計がされているので、違うマウントのレンズは使えないのです。
ですが、逆にフランジバックの距離さえ合わせれば違ったマウントのレンズも使える。という事になります。

 

フランジバックとは

フランジバックというのは、マウントからイメージセンサー(古いカメラの場合はフィルム)までの距離。ミラーレス一眼はそれが短いのです。
一眼レフのレフはレフレックス(ミラー)の事で、一眼レフカメラのレンズを取り外すと斜めになってる鏡が見えると思います。
そのミラーが無いミラーレス一眼は、ミラーの無いぶんだけマウントとイメージセンサーの距離が短いので、その距離をアダプターとゆうマウントの変換機を取り付ける余裕が大きく、違うマウントのレンズでもマウントアダプターさえあれば色々使えるワケです。

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マウントアダプターを使用してオールドレンズを楽しむ時の注意点

まずオールドレンズは原則マニュアルフォーカスで、オートフォーカスは使用できないということ。
レンズによっては後玉(マウント側のレンズ)が突き出ているモノや、フォーカスリングを回すと、レンズがマウント側に大きく沈み込むモノなどがあるので、カメラ内部に接触しないか注意が必要。

アダプター側も注意が必要です。
取り付けたいレンズに対応したアダプターである事が大前提で、アダプターの精度が低いと、フランジバックが適正な距離にならずに無限遠(遠くのピント)が合わないなどのトラブルに見舞われる場合もあるのでアダプターは信頼できるメーカーのモノが安心です。

※現代のデジタルカメラはオールドレンズの装着を想定しているものではないので、全て自己責任の元に楽しみましょう。

 

Old lens Lifeを楽しもう!

物欲に負けてオールドレンズを手に入れてしまたら、おもいっきり楽しみましょう。
比較的安価で手に入れやすM42マウントから、今尚コレクターの多いライカLマウント、Mマウントなど高価なものまで。現代のレンズでは乏しくなった個性を持ったレンズが多く、ハマってしまったら色々と欲しくなってしまうでしょう。
現代のレンズにはあまりないような逆光に対しての弱さや、絞り開放での解像の甘さを逆手にとって柔らかい雰囲気を作りだしたり、レンズによってはいびつな絞り羽根の形を利用した星ボケ撮影、癖のあるボケが特徴のレンズもあります。
今のレンズにはだんだん表記されなくなってきた被写界深度目盛やゼブラ柄の鏡胴などは、『レンズ感』がたっぷりでとても気分を盛り上げてくれ、所有欲を満たしてくれる事でしょう。

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