ピント合わせと構図決めの基本 ~フォーカスロック~

ピントが合わせたい所になかなか合わないなんて事がありませんか?
オートフォーカスの最初の設定ではで何十箇所ものエリアからカメラが最も近いと判断した所にピントが合う設定になってると思います。
思った所にピントを合わせたい!という方は『シングルターゲットAF』を使って『フォーカスロック』というテクニックを使ってみたらどうでしょう。
オリンパスのカメラの場合、十字キーの左を押すと現在のAFターゲット位置が下の画像のようにわかります。緑の枠が碁盤の目の様になっていたらオールターゲットAF、緑の枠が1個どこかにあったらシングルターゲットAFです。
シングルターゲットAFとは、緑の枠のところにピント合わせるので、とても解りやすいです。
十字キーでシングルターゲットを移動できますが、写真を撮る時に動かすのも面倒なので、ここでは真ん中にしてください。(シングルターゲットAFの表示の時にAFターゲットが真ん中からずれている場合は、OKボタンを長押しするとAFターゲットの位置を真ん中に戻すことができます。)

FL01
オールターゲットAF
FL02
シングルターゲットAF

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フォーカスロックの手順

カメラを構えて、真ん中のターゲットでシャッターボタンを半押しにして被写体にピントを合わせます。

FL03

 

シャッターボタンを半押しにしたままカメラを少し向き直して構図を決めます。

FL04

構図が決まったら半押しのシャッターボタンを押し込み撮影します。

不意にどこにピントが合うかわからない場合もあるオールターゲットAFや、シングルターゲットAFを移動させてピントを合わせるよりフォーカスロック撮影をすると結果的に素早く撮影できる場合が多くあります。

注意:フォーカスロックの後に被写体との距離が変わったり、カメラを向け直す角度が大きくなった場合などはピントがズレる場合があります。

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