オリンパス OM-D E-M1 Mark II 開発を発表 弱点のAF追従を強化、121点オールクロスAF!

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ドイツで開催されているフォトキナでついに、かねてよりウワサされていたE-M1の後継機であるE-M1 MarkII の開発が発表されました。
熊本の震災の影響で、SONYのセンサー工場の生産能力低下で発表や発売がずれ込むとの事でしたが、カメラの一大イベント『フォトキナ』で開発発表が間に合ったようです。
その進化ぶりは素晴らしく、人々の予想を大きく超えた次期フラッグシップ機の登場です。

AF/AE追従で最高18コマ/秒の高速連写を実現
ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII」を開発
121点オールクロス像面位相差AF搭載のフラッグシップ機、フォトキナに参考出品

出典:OLYMPUS|ニュースリリース

事前の焦点は、フルサイズ機の画素数を超える『ハイレゾショット』の手持ち撮影が可能になるのか、だったように思います。が、かねてより待ち望まれたAFの動体追従性能の強化が、誰も想像をしなかったレベルにまで、とてつもなく進化したようです。

E-M1とE-M1 Mark II の主な性能比較

E-M1 E-M1 Mark II
センサー 4/3型、16MP 4/3型、20MP
5軸手ブレ補正 4段分 5.5段分
AF追従連写 約9コマ/秒(C-AF時) 最大18コマ/秒(C-AF時?)
AFエリア 81点コントラストAF
37点 像面位相差AF
121点オールクロスタイプ像面位相差AF
画像処理エンジン TruePic VII TruePic VIII
(VII 比 約3.5倍の高速処理)
ダイナミックレンジ さらに向上
高感度撮影 常用感度 ISO:5000 常用感度 ISO:6400
ISO LOW 100相当 64相当
ハイレゾショット JPEG:50MP
RAW:80MP
SDカードスロット シングルスロット ダブルスロット
バッテリー BLN-1 BLH-1
(BLN-1比約37%容量UP)

スペック的には劇的な数字が並びます。AFの追従などは実際に体感してみないことには分かりませんが、『121点オールクロスタイプ像面位相差AF』とはコントラストAFも像面位相差AF双方ともに121点で状況に応じてベストなAFで動く被写体を追ってくれるのでしょう。これは期待ぜずにはいられません。

デザインはグリップが大型化して、ペンタ型の部分のアクセサリーポートがなくなった分だけ高さが抑えられています。操作系はE-M1を継承し、ほとんど変更はないようです。液晶モニターはチルト式からバリアングル式に変更。これは好みの問題ですね。

PROレンズのラインナップも着実に増え、今後は単焦点PROを拡充させていくようですし、そのレンズ群を活かせるボディがついに出てくる事で、プロユーザーお待たせしました。という感じでしょうか

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