今回はアートフィルターのファンタジックフォーカスを使ってみましょう。
ファンタジックフォーカスという名前で想像するような、ファンタジーなふわっとした雰囲気が作れます。
※基本的なアートフィルターの使いかたは『アートフィルターを使用した撮影 始める編』を参照。
もくじ
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ソフトフィルターいらずのお手軽さ
ソフトフィルターというのは、レンズの全面に実際に取り付けて使うフィルターのこと。
そのソフトフィルターがなくても、それ風な効果が付けれるのがファンダジックフォーカスです。
そのままソフトフィルターを使用する場面と同じ使い方をすればファンタジックフォーカスの効果をいかせると思います。
ファンタジックフォーカスに向いているシーン
・ポートレート(ファンタジックフォーカスは七難隠す)
・花の撮影(そこはまるでファンタジーかメルヘンか)
・夜景(光をふわっと幻想的に)
ファンタジックフォーカス効果の比較
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まとめ
ファンタジックフォーカスを使ってみるとソフトフィルターいらないんじゃないかと思ってしまうくらい優しい感じにふわっとなる。
ただソフトフィルター効果がかかるだけではなく、結構明るめに仕上がるので、ポートレートや、花の撮影には使えるのではないでしょうか。
ただ、夜景はまだ良いのですが、星空・星景撮影などは星だけでなく空も意外と明るくなってしまうので、単純にふわっと光を拡散してくれるだけでいいのに、と思ってしまいます。
星空・星景撮影にはまだソフトフィルターが有効
星は撮影すると光の点になってしまう。そこでソフトフィルターの効果を利用して、星の周りにふわっとした光が表現できるので、強く光っている星はより大きくなり、印象的な星空の写真になります。
どんどんデジタル化する世の中で、ソフトフィルター風のデジタル処理が登場していますが、実際のソフトフィルターの使いどころはPLフィルター、NDフィルターなどと同様まだまだありそうです。