【アートフィルター活用術】ジオラマの使い方・撮影方法 ~ミニチュア・ジオラマ風写真を撮ろう~

今回のアートフィルターは『ジオラマ』を使います。
上下を意図的にはっきりとボカして視覚的に距離感を迷わせることで、ジオラマやミニチュアに見えるようにした写真の手法があります。
それをアートフィルターで簡単にできるようにしたのが『ジオラマ』です。

もくじ

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カメラを持って高いところへ行こう!

ジオラマ風の写真を撮るには俯瞰で撮影した画が最適です!展望台など、景色を一望できる場所で撮影してみましょう。
アートフィルターのジオラマは画面の真ん中以外(上下や左右)がボケるので、この効果を使う場合はピント合わせる対象を真ん中に置くといいと思います。画面の端にピントを合わせてこのアートフィルターを使った場合は画面端がボケてしまうからです。

 

ジオラマの効果を比較

ジオラマには2つのタイプがあります。(タイプが選択できない機種もあります。)
効果は中央以外をボカしつつ彩度とコントラストを高くして、ジオラマ・ミニチュア感を強調します。

ジオラマ1:上下がボケる
ジオラマ2:左右がボケる

gio-0-01フィルターなし
gio-1-01ジオラマ1
gio-0-02フィルターなし
gio-1-02ジオラマ1
gio-0-03フィルターなし
gio-1-03ジオラマ2

※クリックで拡大

個人的にジオラマ2の左右がボケるのはジオラマ風にどうも見えなかったので、違った使い方をしてみました。
左右がボケるので真ん中の被写体に注目してもらい、どこか不思議な感じが出せたんじゃないかと。

チルトシフトレンズでジオラマ撮影

簡単にジオラマ風の撮影がアートフィルターの『ジオラマ』や、画像加工アプリでできるようになってきていますが。このような加工ができる元となったのがチルトシフトレンズの特性を利用したジオラマ風撮影で、そのレンズについては以前このブログでも書いたチルトシフトレンズとはを参照。
チルトシフトレンズは結構高いものなので、趣味程度なら画像加工やアートフィルターくらいでちょうどいい。
上記のリンクにも書いたけれど、ミラーレスならチルトアダプターを使えばで比較的に安く、画像加工ではない実際のチルトシフトレンズと同様の仕組みとしてのジオラマ風撮影もでる。ボケとピント位置の場所やボケの大きさ調節。アートフィルターの『ジオラマ』のような上下と左右のような水平垂直なボケ変化だけでなく、それらを斜めのボケ変化ににする角度も自由に変えれる。ジオラマ風撮影にハマった人は是非そちらもオススメです。(一部の画像加工ソフトはかなりの調整ができます)

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